私たちは、自然保護と生物多様性保全に貢献した、
子どもから大人までのすべての個人と団体、
企業、自治体の優れた取り組みを顕彰します。

日本自然保護大賞とは

人と自然がともに生き、赤ちゃんからお年寄りまでが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会をつくるためには、学生、市民、専門家、企業、行政など、ぞれぞれの立場で、それぞれの特性を活かしながら、自然保護を進めていく必要があります。日本自然保護大賞は、地域性、継続性、専門性、先進性、協働の観点から優れた自然保護活動及び生物多様性保全活動を顕彰します。素晴らしい活動をより多くの方に知ってもらうことで、日本の自然保護を推進する力にします。

日本自然保護大賞は、2014年、日本で自然保護憲章が制定されて40周年という節目の年に創設されました。

平成29年度日本自然保護大賞
授賞記念シンポジウム開催のお知らせ

「日本自然保護大賞」は、自然保護と生物多様性保全に貢献した、子どもから大人までのすべての個人と団体、企業、自治体の優れた取り組みを顕彰します。今年度も全国より多くの優れた活動をご応募いただき、選考委員会による選考の結果、このたび受賞者が決定しました。 その活動を多くの方に知っていただき自然保護活動の輪を全国に広げるために、3月31日に受賞者による活動発表を行います。皆様のご来場をお待ちしております。

ご挨拶と総評

平成29年度日本自然保護大賞は、保護実践部門、教育普及部門、子ども・学生部門の3部門について、2017年11月1日から2018年1月5日までを募集期間として公募しました。応募総数は全国から69件あり、複数部門に応募したものも数多くありました。一次審査で36件を選び、それを最終選考の対象としました。
2018年1月24日に開かれた最終審査会に当たっては、活動の成果と将来性、社会への波及性などを評価の視点としました。いずれの部門においても評価の高いものが多くあり、選考には多くの時間を要しました。選考委員全員で慎重に審議し、3部門につき各1件、沼田眞賞1件、選考委員特別賞2件を選出し、最終的には各部門とも全員一致で決めることができました。
この賞のねらいが多くの方に理解され、期待が寄せられてきたことを喜ぶとともに、今後の発展を期してお礼を申しあげます。

公益財団法人日本自然保護協会 理事長 亀山 章(選考委貝長・東京農工大学名誉教授)

平成29年度 日本自然保護大賞受賞者

各部門の受賞者と活動テーマ

■保護実践部門

和白干潟を守る会(福岡県)

和白干潟を守る会(福岡県)

博多湾・和白干潟の保全活動
博多湾の干潟で、30年にわたって自然観察会や調査研究を実践した活動
写真:荒牧源実

■教育普及部門

井の頭恩賜公園100年実行委員会(東京都)

井の頭恩賜公園100年実行委員会(東京都)

市民協働で取り組む“かいぼり”による井の頭池の自然再生
井の頭恩賜公園において、市民と行政が協働で池の自然再生と普及啓発に取り組んだ活動
写真:東京都西部公園緑地事務所

■子ども・学生部門

自然探険コロボックルくらぶ(埼玉県)

自然探険コロボックルくらぶ(埼玉県)

「わたしたちは土の道がいい!」子ども未来環境会議を開催
子どもたちが川の遊歩道舗装計画を土の道にするために調査し提案を行った活動
写真:横山晶子

■沼田眞賞

藤田喜久(沖縄県)

藤田喜久(沖縄県)

生物としてのヤシガニ、文化としてのヤシガニを未来につなぐ
研究者としての専門性を活かし、沖縄県で食用とされてきたヤシガニの保護を実践した活動
写真:藤田喜久

■選考委員特別賞

住商フーズ株式会社(東京都)

バードフレンドリー®コーヒー推進「1杯から始める渡り鳥保全」
渡り鳥を守る「バードフレンドリー®認証コーヒー」を日本へ輸入し流通を促進した活動

■選考委員特別賞

兵庫県立神戸商業高等学校 理科研究部(兵庫県)

海岸漂着ゴミの回収と、その漂流ルートの解明
高校生が、瀬戸内海などの海岸で漂着ゴミの回収と分析を行い、海の汚染を追究した活動

選考委員

身近な自然とともにある生活やその喜びを将来にわたって受け継ぐためには、暮らしや営みの中で一人ひとりの行動が、自然保護活動につがなることが大きな力となります。地域の歴史や文化の拠り所となる大切な自然を守り、恵みを受け続けるため、子どもから大人までさまざまな自然保護活動、生物多様性保全活動の取り組みを推進し、さらなる発展を目指していきましょう。

選考委員長 亀山 章

日本自然保護協会理事長/東京農工大学名誉教授

吉田 正人

筑波大学大学院教授、日本自然保護協会専務理事

石原 博

三井住友信託銀行(株) 業務部兼経営企画部CSR推進室審議役、経団連自然保護協議会企画部会長

イルカ

IUCN親善大使/シンガーソングライター、絵本作家

神谷 有ニ

株式会社山と溪谷社 自然図書出版部部長・デジタル事業推進室室長

中静 透

東北大学生命科学研究科教授

お問い合わせ先

公益財団法人 日本自然保護協会 日本自然保護大賞担当
〒104-0033 東京都中央区新川1-16-10 ミトヨビル2F 
日本自然保護大賞担当 award@nacsj.or.jp
TEL. 03-3553-4103 / FAX. 03-3553-0139